ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷の原因

• 原因1物が多すぎる

  

  「収集癖があり、収納容量を超えても集めてしまう」「ショッピング好きでつい買いすぎてしまう」「もったいなくて物を捨てられない」このような人は注意しなければ家の中がすぐに物で溢れ、ひどい場合にはゴミ屋敷化します。
  収納容量以上に物があれば必然的に出しっぱなしになりますし、廃棄量よりも購入量のほうが多ければ物は増え続ける一方です。収納容量以上の物は所有しない、一定期間使用していない物を定期的に確認して処分するなどの工夫が必要です。

• 原因2生活環境・習慣

  

  24時間営業のコンビニやスーパー、デリバリーやネットショッピングなど利便性の高いシステムが増えましたが、習慣的に多用しているとプラスチックや段ボール、梱包材といった嵩張るゴミが大量に発生し、住空間を圧迫します。
  さらに仕事や介護などの事情で不規則な生活をしていると決められた日にゴミを出せないことがあります。定期的なゴミ出しができなければゴミはあっという間に溜まります。生活環境や習慣がゴミ屋敷化の原因になるケースも多いのです。

• 原因3病気・精神疾患

  

  認知症を発症すると、物の要不要の判断や散らかっているという認識ができなくなることがあります。ADHDなどの先天的な病気や、強いストレスから発症する「強迫性障害」などの精神疾患にも「片付けができない」「物に執着し捨てられない」「捨てることに罪悪感や不安を感じる」といった症状が報告されています。
  病気や精神疾患が原因の場合、片付け以前に最優先すべきは医療機関での適切な治療です。本人に自覚がないことも多いので周りの人達のサポートも必要不可欠です。